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よもやま話 2018.10.26 (金)
寝て起きたら、
走れるようになってないかな。

そう思いながら寝たけど、
そんなことある筈なく、
朝が来ても、やっぱり痛い。

レースには出られない。
それは仕方ないけど、
全く走ることができない。
それがこんなにショックだとは
思ってなかった。

整形外科に行って、長い長い待ち時間を
どうにかやり過ごして、診察。
エコー検査の結果、
Ⅰ度の肉離れ。(一番軽度)
三週間は走れない、それは仕方ないとして
先生の言葉は、わたしを打ちのめした。

今までと同じトレーニングをしてて
故障した、ということは
もうこれ以上、向上できない、
ということだよ。

…そうなの?
そしたら今、回復しようとしている意味は?
きっと正しい見識なのかもしれないけと
今、それをききたくなかった…
そんなこと言わなくてもいいじゃない、
と思うのは、
耳の痛いことを言われるのはイヤという
狭量さがそうさせるの?

また朝が来て、昼が来て、
重い気持ちのまま、
大会事務局に、ようやくDNSの電話をかけた。

「故障してしまいました。
申し訳ありませんが、棄権します。」

少し事務的なやり取りをした。
明るくてテキパキした男性だった。
やり取りが終わって、

「色々ご用意いただきましたのに、
自分の管理不足で故障してしまって
申し訳ありません…」

言わずにはいられなかったことを
小さな声で伝えた。

少しだけ間があって。

「故障、おつらいですね。」
と、その優しい人は、まず言った。
思いがけない言葉に、何も言えないで
いると、
「どうぞお大事に。」と続けて
最後に、励ますように、
「きっと復帰なさって下さいね。」
と結んだ。

言葉は、時々、人を、救ってくれる。
思いかけない方向から
差し伸べられた手のように。
そして、その逆も、また。

整形の先生も、その人も、
きっと自分の仕事をしただけ。
全ては受け止める側の
受け止め方次第なんだと思う。
わかっているつもり。

だけど、今日わたしは、
顔も知らない、会うこともない
その人の言葉に、
確かに引張り上げてもらった。
背中を撫でてもらった気すらした。

ああ、せめて、わたしの話す言葉や
書く言葉が、
誰かを傷つけたりすることが
できるだけ、なければいいのに。

天気を願うように、そう思う。

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