トレッキング 2017.10.15 (日)
さて、ガレ場だったこれまでと違い、
馬の背からは、尾根道の林の中を行きます。

このルートで経ヶ岳にのぼられた、
色々な方のブログを拝見しましたが、
「道がわかりにくい」
「道に迷った」
という方は、どなたもおられませんでした・・・

わたしは方向音痴ではない、とは思っているのですが
馬の背からの道が、すごくわかりにくく思います。
馬の背には標識がたっており、
「経ヶ岳山頂」の表示もありますので、
その方向に向かって木の間を歩いて行きますが
えらく地面がゆるくて歩きにくいし
おまけに
だんだん傾斜がきつくなる・・・?

このパターン、さっきもあったよね?

いったん止まって、eTrexを取り出しますが、
林の中で薄暗く、おまけにちょっとガスってきたため
画面が小さくてよく見えない・・・
画面をズームできたらいいのですが
それはできないので、ハンドライトを
取り出して見てみます。
やっぱりちょっと、ルートから数m上がりすぎているよう。

道迷いの前科があるし、
正直に言うと、後になって
ものすごく怖くなったので、
今度もし、同じことをやったら・・・
と思うと心臓がバクバクして来ます。

地面はびしょ濡れですが、ちょっと座って休憩。
休憩している間に、ガスが少し薄れて
下の方をよーく見ると、あそこがルート?と
いう感じの道がありました。
とりあえずそこまで降りて、再度eTrexを確認。
ルートに復帰していました。

このあたり、テープとかケルンとかが一切ないので
つけていただけないかなあ・・・
それともどなたも迷われないのかしら?

ドキドキしながらも、次のウェイポイント
千年樫に到着。
さあ、ここからです。
前回は、ここから間違ったので、
今回は慎重にいかなければ。

と、思ったのですが、あら?
標識がある・・・?
標識では、左に行くべし、となっている。
多分、わたしは前回この標識に気づかず
直進してしまったようです。
ガーーーン・・・
バカかも・・・

標識通りに進むと、ここからは、テープ
をつけた木が多くなって来ます。
テープを確認し、
時折後ろを向いて、風景を確認し
(帰路のため)
慎重に歩いていると、
視界から、森が消えました。
あら?と思ったら、そこは切り立った崖。

「このロープは保安のためなので
 外さないでね」
の標識が。

左の岩に「第一岩場」の文字が。
20171015iwabahyoji.jpeg


あーここ、トラバースしないといけないんだよね。
弱高所恐怖症のわたし。
でも、進まなきゃ。
下を見なければ大丈夫、たぶん。
鎖もあるし・・・

当然写真をとる余裕はありませんので、
借り物の画像で。
伝わりますかね?

20171015ichiiwaba.jpg

20171015iwaba2.jpg


※借り物なので、人が写っていますが、
今回も下山するまで、だーーれも
いませんでした(笑)

ここからグローブを装着し
かなり脂汗をかきながら(笑)
第一岩場、第二岩場をトラバースし、
さらに進みます。
ルートは厳しくなってきましたが
もう道迷いの余地がない、はっきりした
道です。

斜度がだんだん上がってきましたが、
道迷いの余地がないなら、
登るだけです。大丈夫。

そして、山頂までの最後のウェイポイント
平谷越に到着しました。

20171015hirayakoe.jpeg


事前情報によると、ここからは
鎖場の連続。
平谷越を越えたとたんに、
岩をよじのぼるような道に。
鎖はついてないけど・・・

そして、鎖場に。
ほとんど、直登・・・

20171015kusari.jpeg

でも、岩はボコボコしてるし
ホールドするところはあります。
上りは鎖なしでも大丈夫。
雨上がりなのと、落ち葉が岩のくぼみに
たまっているので
時折滑りますが、ホールドは
しっかりできる感じでした。

そして、しばらくいくと
また鎖場。今度は長い・・・

20171015kusarilong.jpeg

下りのことを考えると、
ちょっとゲンナリしますが、
これを越えれば、山頂は間もなく。
今度は長いので、時折鎖も持ちつつ
ボルダリングの要領で
ガシガシ上ります。
た、楽しい・・・
下さえ見なければ(笑)。

鎖場を上ると、いったん斜度がゆるみます。
どんどん上って・・・

ヤッター!
ついに来ました!
経ヶ岳山頂!

20171015sancho1.jpeg


狭い山頂なのですが、360度のパノラマ風景です。
さすが佐賀県最高峰。
周囲の風景をすべて下に見る感じ。
下にかかる雲が真っ白。

20171015sancho2.jpeg

・・・と。

少し前から、風が出てきたのですが、
その瞬間、風が強くなって
一斉に雲が流れました。

ちょうど私が見ていた方向は、
諫早湾の方向だったのですが、
雲が束の間晴れて、諫早湾がくっきり。

20171015sancho3.jpeg


山頂を独り占め。
なんかご褒美もらった気分でした。
神様、ありがとう。

水分補給と、ジェル補給し、
下山します。
下山こそ気を引き締めなければ。

下り始めて、さっきの長い鎖場に。
うーん、ここを下るのかあ・・・

20171015kusarikudari.jpeg


最初は、ホールドしながら、前向きに降りてましたが
途中でホールドの場所がなくなって
後ろ向きに。
下りの鎖は、ブラブラするので、補助的に。
経ヶ岳は火山だそうで、そのせいが
わりと大きな木でも、枝を持ったら
根こそぎ倒れてびっくりすることが
ここまででもありました。
浮石も大変多く、前回の滑落も浮石が原因でした。

鎖を持ちながら、枝の強度と、
岩がグラつかないか確認。
ホールドが確認できたら
そこを持って、次に足元がすべらないか確認。
とにかく人がいないので、
けがをしても、見つけてもらえません。
慎重に、慎重に。

でも、鎖場は楽しいね!
翌日は筋肉痛だろうだけどww


何とかふたつの鎖場をクリアし、
平谷越を通り過ぎ、
またまたトラバースの第一岩場と第二岩場に。
上下の鎖場は楽しくても、
水平方向は、やだ。

ヒーヒー言いつつ
何とかクリアして、ガンガン行きます。
行きは見つからなかった
「夫婦もみの木」も帰りに見つけました。

テープを確認しながら進んでいきましたが
途中で、テープがなくなったので
eTrexで確認すると、ルート通り。
???と思いながら、さらに進むと
何と「馬の背」の標識が。
・・・相当ガンガン行ったようです。

とにかくルートに確証が持てるんなら
ガンガン行ってもいいよね。
走りこそしてませんが、
小走りくらいにはなってたかもww
多分往路の半分強くらいのスピードで
登山口に戻ってきました。

20171015chusyajyo.jpeg

・・・やった。
やったーーーー!!!

これにて、リベンジ完了!!

多分、多くの方は、
「なんでこんな山で道に迷うの?」
って言われるでしょう。

わたしだってそう思います。

後日、検証をしようと思いますが、
でも7月には、とにかく迷いました。
でも、迷ったおかげで、色々なことを考えました。

登山して、山頂に立って、無事に下山する。

当たり前のことかもしれませんが、
当たり前にならないことがたくさんある。

でも、今日は無事に登頂して下山できました。

1075mの山ですが、登頂できて下山できて
こんなうれしいことはなかった。
雨にも降られませんでした。
本当に幸運だったと思います。

下山後の一枚。

20171015dorodoro.jpeg


雨上がり登山だったので、ドロドロですが
心に残るワンショットです(笑)。

経ヶ岳リベンジの九州行きでしたが、
他に、楽しいことが
たくさんありました。

次回はそのお話を。





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トレッキング 2017.10.14 (土)
佐賀県最高峰、
経ヶ岳( 1075.7m)。
奥平谷ルートで登山を試みるも、
自分の不注意から、
道迷いし、あわや、の目に
あったのは、過去記事の通りです。

絶対にリベンジしてやる。
同じルートで、単独行で。

ずーっとアタマの片隅から
そのことが離れず····
ようやく機会が
作れたので、
マラソンシーズン中では
ありますが、
リベンジに挑戦して来ました。

前回の道迷いの原因は、
●ルートと現在地を
タブレット「地図ロイド」
で表示させていたが
バッテリー切れ。
●紙の地図を持っていなかったので
完全にロスト。

今回は、
●スマホ アプリ「地図ロイド」
行動中は、機内モード。
モバイルバッテリ持参。
(稼働確認)
●Garmin eTrex30X
(登山ハンディGPS)
20171014etrxogu.jpg

●紙の地図
の布陣で、臨みました。

地図には、
「馬の背」「千年樫」等の
ウェイポイントの位置、
高度、緯度経度を
書き込んでおきました。
etrexには、ヤマレコから探した
先人のルートを登録しておき、
上記ウェイポイントを
登録しました。
同じルートファイルを
スマホにも落としておき、
前回の失敗ルートと比較。

色んな方のブログ等を
拝見し参考にさせて
いただきました。

計画は、
「10/12、最終の新幹線で博多。
レンタカーで鹿島市に移動し、
13日早朝から登山開始。
同日、博多に戻って宿泊。」

で、当日。

勤務後帰宅して
休みだった夫に、
諸々申し送り。
行商人のような(夫談)
荷物を背負って
新大阪から新幹線で
博多まで。

この日は小倉→博多間で
トラブルがあったらしく、
博多到着が、10分遅れの
0:05くらい。
各乗り継ぎ線の終電を
待ってもらっているらしく、
周りの人が一斉に走り出して
ビックリ Σ(゚Д゚)
た、大変でしたね…

予定どおりレンタカーを借り
福岡空港近くの
スーパー銭湯へ。
お風呂後、ゴロ寝仮眠室で仮眠。

午前3時半前、鹿嶋市に向けて出発。
20171014223128c30.jpg

それにつけても気になる天気。
博多を出た時は
降ってはなかったのですが
お天気サイト、
「GPV Map」によると、
現地の天気の推移は、
「7時頃少し降って
9時ごろに再度降り出す」。

少しでも早く始めた方がいいかな。
鹿島市内の登山口までの
最後のコンビニ着が5:00過ぎ。
買い物して補給。
5:30過ぎには、登山口の
奥平谷キャンプ場の駐車場に
着きました。
流石にまだ真っ暗(._.)

6:00、ヘッデンと
ハンドライト有りで
出発することにしました。
雨には必ず遭うと踏んで
上下レインウェアの
雨装備です。
周りはすこーし明るいですが、
登山道に入ると真っ暗。
ハンドライトで足元を照らしつつ
慎重に進んでいると、
急に強い降りが!
一旦、車に引き返しました。

雨が強くなったら、止めなければ。
実施できる可能性は
五分五分かなーと思ってました。
天気ばかりはね…

願いが通じたか、降りが強かった
のは一瞬で、弱くなってた
雨が6:30前上がりました。

再び登山道へ。

最初は斜度がキツくないし、
ルートもわかりやすいのですが、
急に右に曲がって
涸沢を渡らなければならない
箇所があります。
20171014root1ogu.jpg

その箇所をウェイポイントに
していなかった〜(-.-;)
バカバカ〜
…で、案の定、そこを
間違えて、直進しました。
急に進みにくくなって、
本当に合ってるか、不安になり
スマホで地図ロイドを確認。
少しルートから外れてます。
もう少しよく見ようと
縮尺を変えたら、
画面の再表示ができなく
なりました。

急に通信をしようとしてる?
通信は入らないから
ズッと待機してるのか。

色々やってみましたが
復帰できないので、とりあえず
確実な場所まで、戻ってみました。
だいぶ明るくなっていたので、
周囲をよーく見ると、
涸沢の向う岸に、
「経ヶ岳山頂」の取れかけた
標識が、ぶら下がっていました・・・
_| ̄|○

早くも間違えてしまったことに
動揺しながらも、
そこからのルートは
ガレ場を上がるものの
分かりやすく、
なんとかウェイポイントの
「林道出合」に到着。
夏は、ここをわざわざ
またいじゃったんだなあ、
なんで左を見なかったんだろ?
焦ってるってホント怖い。

今日は落ち着いて行こう、と
思いながら、林の中のガレ場を
上がります。
ここから斜度が上がるので
だいぶ蒸し暑い···
地図ロイドは、依然復帰せず。
使えない、と思った方が
良さそうです。

雨予報の平日。
多分今日も、誰にも合わないかも。
誰かに着いていくことは
むりだから、
ツールが一つでも減るのは
痛いなあ。

そう思いつつ、「馬の背」到着。
まだまだここからです。
(続きます。)

20171014root2ogu.jpg


トレッキング 2017.07.31 (月)
大失敗に終わった、経ヶ岳登山。
無事に帰って来られたのは
天気に恵まれていたこと、
低山であったこと、
怪我がなかったこと、
など、あらゆる幸運に恵まれてのこと。

同じ失敗は二度と繰り返してはなりません。
ここはロストしてからの行動を
じっくり検証する必要があります。

登山歴43年Over、大ベテランの
ロッククライマーAさんを
「デラックス中華定食 
生ビール大ジョッキ付き」で
招聘し(笑)、ご指南賜ることに。

まず、ロストについては、
「あ~あるあるだね。」
ただし、
「リカバリの手段はたくさん持っとくこと。
あなた持ち玉少ないなあー」

・・・はい、ごもっとも。

Garminの軌跡を見たAさんの第一声。

「慌ててるねぇー(笑)」

そ、そうですか?できる限り冷静になろうと
つとめたのですが・・・

以下、問題点。

・引き返しの決断後、現在地が追尾できていたのに
 本来のルートに戻っていない。
 なぜわざわざ、キツイ斜面に戻るのか。
 戻ってなけりゃ、滑ってないよねー。
 あ、こんなの滑落じゃねーから。

・Try1、そう大きく方向をはずしてないのに
 何で戻ったの?

・Try2で沢側に降りてるけど、これは絶対にだめ。
 これがもし1kmなら登り返した?
 沢の崖は、地形図にも載ってないし、
 大体楽に下りられるなら、そこがルートに
 なってるって(笑)。

・Try3で林道に出てルートまたいだ時、
 冷静なら絶対に分かったはず。
 先を急いで、よく見なかったでしょ?

結論として、

「予想外の出来事が起こった時、冷静な行動なんて
とれっこねーんだって(笑)。」

ということのようです。

・地図、それも国土地理院の25,000分の一。
 それだけは何があってもマスト。
 ちゃちなコンパスでもないよりまし。

・低山でも、ヘッデンはマスト。

・GPSは大いに活用すればいいが、機器の選定は
 すること。

・出発前、ルートの線しか見なかったんでしょ?
 ルート外したときのために、
 ルート外の周辺の道も、しっかり把握すること。
 等高線も見て、地形もそこそこ見とくこと。
 この林道だって、国土地理院の地図には
 書いてるじゃーん★
 わかってたら、林道ウロウロしてないよね?

・・・もうごもっとも過ぎて、
真実パンチに、打たれ死に・・・

気になってたことを質問してみました。
Try1の時も、Try3の時も、
下りやすいところを選んでるうちに、
どんどん方向がズレてしまって怖かったのですが
どうすればよかったですか・・・?

「だーかーらー。闇雲に下りはじめるから
そーなるんだって~(呆)」

・方向を定めたら、目標物を決める。
 (あの枝の形の木、とか
  あの岩から左何m、とか)
 →途中で方向が変わっても、必ずその目標物に
  到達するようにする。
これを繰り返す。
・・・ナルホド。当たり前のことでしょうが、
思いつきもしませんでした・・・
ショボーン・・
(´-ω-`)

あと、デジカメの活用についても指摘が。

WESTResuqueogu.jpg

多良山系では、随所にこのような
レスキューポイントの看板があり、
万一の時には「Noxxの付近にいます」って感じ
でSOSを連絡するようです。
(わたしは携帯は別にガラケーを持っていますが
 ほとんど圏外でした。)
万一のためにレスキューポイントを撮影して
行っていました。
デジカメは生きていたので時系列で見直して
レスキューポイントが出てこないか
チェックしていたのですが。

「・・・バカじゃねーの(呆呆)・・・」
「分岐とか目印も、何で撮影しとかないの。」

・・・はっっ。

撮影時は、進行方向と、必ずその逆からもすること。

「スキルがねーんだから、
単独行で、初めての場所に行くんなら
そのくらいやんなきゃ。」

・・・ぐふっ(吐血)・・・
( ´゚Д゚)・;’.、カハッ

打ちのめされたわたしを見て
デラックス中華定食のせいか(笑)
Aさんちょっと優しくなり、

「まあでも、気力が続いたのはよかったよね。」

・・・あら?褒められた?

「あなた、ムダに体力あるしね。」

・・・ん?

「ちゅーとハンパなタイムのランなんて
やめちゃって、クライミングやろうよ。
その体力と、ガタイを生かさなきゃ!」

・・・なんだか、disられてるのか
見込まれているのか、よくわからない
お言葉ですが、ガタイって・・・(笑)

と、とにかくAさん、ありがたいご指南
いたみいります。
ありがとうございました!
勉強させていただきました。

・・・って、ブログのことは知らないから
絶対に見てないけど。
でも、クライミングはやめときます・・・
早死にしそう(笑)。

トレッキング 2017.05.12 (金)
続きです。

渡渉→ジャングル→渡渉を繰り返しながら
わずかずつ標高を上げて行きます。

20170512203338342.jpg

ここまで、登り自体は、そうキツクない感じ。

ジャングルの中には、見たことがない
植物や動物が、たくさんいました。

キノボリトカゲ。

201705122033362df.jpg

カメラを近づけても逃げません。
ガイドさんいわく、
「自分は木の一部のつもりなんですよ。」
とのこと。
擬態のつもりなんですかね?
考えると、いじらしい感じです。

シダ科の植物、オオタニワタリ。

20170512203330f6a.jpg

201705122037190c5.jpg

他の樹木に「 着生 」する植物です。
「 寄生 」と違うのは、
養分などは自分でまかなう点で
要は、「間借り」してるってことですね。
葉を広げて、雨水や日光を少しでも多く
取り込もうとするらしい。
うーん、亜熱帯の生態系面白い!

尾根近くの、「 ユツン三段の滝 」が
近づいて来て、川の水量が減り
川床が見えるようになってきました。

ポットホールがいっぱい。

20170512203331dc8.jpg

大きいポットホールの中には
エビが泳いでいるではありませんか!
(速すぎて写真撮れずww)
テナガエビですって。
えーー高級食材!!じゅる。食べたい!
(捕獲、難度高しww)

更に登って行く途中、50m位先に
茶色い動物が見えました。
え・・・?わんこ・・・?

リュウキュウイノシシでした。

20170512203716af2.jpg
(イメージ 画像借り物)

本土のイノシシより、だいぶ小ぶり。
沢に水を飲みにきていたようで
「は~★飲んだ飲んだ。」って感じで
トコトコ帰って行くのが、可愛かったです。

「山中で遭遇することは、あるんですか?」
ガイドさんにお聞きすると
「西表島では、イノシシをよく食べる文化が
昔からあります。
小柄なせいもあるだろうけど、
『食われる!』と思うみたいで
向こうが避けてくれます。」
ということ。

なので、結構なレアケースに遭遇したようで
ガイドさんもビックリされて
写真を撮れなかったみたいです。


そして、ユツン三段の滝に到着。
おお・・・マイナスイオンが・・・

20170512222041afc.jpg


でも、コースがキツくなるのはここから。
滝横の岩場を、直登していきます。
うう・・・自分の身体、重い!

滝上からの風景。

2017051220372270a.jpg
高さにビビリンチョ★の私。

このあたりからは、ガイドさんに
ナタで枝をはらってルートを拓いてもらいながら
進みます。
登りは急登。

こんな感じ。雨になりました。
201705122037234a9.jpg


急登は続きますが、生えている植物が変わり、
笹竹(リュウキュウチク)が多く見られます。
足元も粘土質の土に変わりました。
また、この土が、滑る滑る。
ガイドさんすら、コケておられました。(笑)

ヤッター山頂到着!
2017051222202982f.jpg

でも曇っていて、ほぼ何も見えません。
残念。

山頂の三角点とヤマネコちゃん。
2017051222203622c.jpg

お昼は晴れていれば、コッフェルで
ソーキそばを作って下さるそうなんですが、
今日はなし。
ガイドさん(の奥さん?)製の
お弁当をいただきました。
20170512222039d1e.jpg

食べたら早々に下山開始。
予想はしてましたが、
粘土質の土で、下りは滑ること数えきれず。
コントのように、転びまくりました。(笑)

滝上から下るときも、
もう怖くて、上半身に力が入りまくり。
雨が降り続いてるせいもあり、
細心の注意をはらって、黙々と下山しました。

登山口近くになって、やっとホッとしました。
あー無事で良かった~~

・・・と思って、借りていた沢靴を脱いだら。
両足首が・・・ヒル祭りに・・・( ̄□ ̄;)
(画像自粛・・・ってか撮ってない。)

いや、虫よけで簡単に落ちますし、
痛くも痒くもないんですが、ビジュアルが・・・
あと、モノスゴク、血が止まりません。
(ヒルジンという成分のせい。)

肩こり解消に、肩でヒルに血を吸わすって
聞いたことありますが、わかるわー。
やりませんけど。

ランシューは、血染めのランシューに
なってしまいました・・・
(;_;)


ガイドさんに上原港まで送っていただきお別れ。
上原航路は、やっぱり午後も欠航のままでしたので
振替輸送バス(今度は観光バス)で大原港へ。
石垣島へ戻りました。

楽しかった私のアドベンチャーは終わりました。

体力的には、かなり余力を残して終われた感じ。
全行程、約8km。コースタイムは
休憩含めて、4.5hr位だったかな。
ただ、翌日から上半身が、めっちゃ筋肉痛に。
鍛えられてないのね~。

今回、この記事を書くにあたって、
写真を見返したり、画像を検索している時・・・

低い山、広い空。
本当にせいせいと、何もない風景。
まつわりつくような湿った重い空気。
時間の流れが違うような、のんびりした雰囲気。

西表島の風景を思い出して、
そこに、もう一度、自分の身を置いてみたいと
焦がれるように、思いました。

八重山諸島の島にハマって、
リピートで訪問することを
「八重山病」というそうですが、
たった一日いただけなのに、
私も罹患してるかも(笑)。


トレッキング 2017.05.11 (木)
前記事で、スパルタ旅ランの話を書いたら、
記事中に出てきた「離島トレッキング」のことも
書きたくなったので、しばしお付き合い下さい。

旅行先は石垣島。
通達された旅程詳細によると
2日目は自由行動でした。
私は、石垣から高速船で40分程で着く、
西表島でジャングルトレッキングを
したいと思い、調べ始めました。

まず、西表島の山は、単独行が禁じられています。
(入山届を受け付けてもらえない。)
社員旅行中の身の上で、横紙破りの
行動を取るわけには行かないので、

●誰かを誘って複数人にする
●ガイドさんを頼む

の2択となりますが、
誰も一緒に来てくれなさそうだったので
(人望なし・・・(;_;))
ガイドさんをお願いすることにしました。

西表島縦走をしたかったのですが
石垣島からのフェリーの時間の関係で断念。
(一番船に乗っても、出発に間に合わない)
次善案として、西表島最高峰、
古見岳トレッキングを申し込みました。
装備など、何度かのメールのやりとりがあり、
いざ当日。

201705111205314d0.jpg

石垣島からの就航路には
上原港に着く便と大原港に着く便があり、
メールでの打ち合わせでは
「上原港フェリー乗り場」で
待ち合わせということになっていました。
ところが、石垣島フェリーターミナルに着くと
「上原港行き欠航」の表示が!

ええーどうしよう!!

めちゃくちゃ慌ててガイドさんに電話すると、
寝起きのけっこー不機嫌な(笑)声で
出てこられ、

「ああ、それじゃあ大原行きに乗って下さい。
そしたら上原港行きの
振替輸送のバスが出てるので
それに乗って、『パイヌマヤ』で
降ろしてもらって下さい。」

もう、訳がわからないながらも、
必死で「うえはらいきバス」「パイヌ・・?」
と断片的にメモして、
大原港行きのフェリーに乗り込みました。

通勤風のガテン系お兄さん達が
多く乗船されており
生活路線なんだな、という感じでした。
郵便物や荷物なども多く乗せられていました。

2017051112074764e.jpg
(画像借り物)
20170511120748957.jpg


40分程で、無事、西表島 大原港に到着。
※10月~4月、北向きの風が吹く季節は
 上原航路は、非常に良く欠航する。
 週に2、3日出ればいい方だとか。

人の流れにそって歩いていくと、
マイクロバスがちんまり待っていました。
もしかして、あれが振替輸送バス?
車内で座ってるはいいけど、
合ってるのかな?
いいなー
この「どうなるかわからない」ハラハラ感。
海外に来てるみたいだわ。
とはいえ、ここは日本国内。
ガテンお兄さん達の現場に着いちゃうと困るので(笑)、
運転手さんに確認したところ、
合ってました。

「パイヌ・・・というところで降りて下さいと
言われたんですが。」と伝えると、頷かれました。
停留所があるのか、自分で申告するのか、
詳細が全くわからないハラハラ感は続いたまま、
バスは出発。

ものすごく、せいせいと何もない国道を
バスはひた走り、やがて止まりました。
運転手さんが、私を見て「パイヌマヤ」と
おっしゃったので降りましたが、
そこは思いっきり道端。

20170511121131324.jpg

20170511132149d52.jpg
パイヌマヤは、リゾートホテルでした。

本当にここで合ってるのか、さっぱり分かりませんが
もうどうにでもなーれ★
写真など撮って、ガイドさんを待ちました。

15分程たって、ガイドさんが車で到着~。
よかったーー(ToT)
ご挨拶、料金支払いをして、
シューズの履き替え。
渡渉を繰り返すので、普通の靴では
「立ってることもできない」そうで、
沢靴をお借りしました。

20170511121217221.jpg
(画像借り物)


ではいよいよ出発。
道路下の、イリオモテヤマネコ通路
を見せていただいて、
自分では絶対わからないような場所の
登山道入口へ。

古見岳は、標高469.5m。
標高は低いのですが、尾根に取り付くまでが
長く、渡渉を繰り返していかなければなりません。

登山道の入口で。
どことなく意気込みがユルい(笑)。
20170511124522434.jpg

歩きはじめると、もうジャングルです。
日本国内だけど、ここは亜熱帯なんだな、
という感じ。
植物が本土のそれとは全く違います。

20170511131957b27.jpg


曇ってるせいで暑さは全く感じません。

ジャングル道を登っていって、
急に景色が開けた、と思ったら
沢というか、川です。

え、まさかここを渡るの?

「渡ります。ゆっくりでいいです。」

・・・って、ゆっくりしか無理です・・・
このガイドさん、
けっこースパルタガイドさんで(笑)、
無言の圧力で「やれよ」ってのが伝わってきます。
あ、とてもいい方でしたよ?
変に気を使われるより、そっちのがやりやすいので
私には良かったです。

で、川は前日の雨で、水量絶賛増量中~~
ほぼ、人生初渡渉の私。
見よ!このへっぴり腰を!(笑)

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何度かズルズル滑りながらも、
どうにか渡りました。
・・・これを繰り返すのか。
ちょっと先が思いやられます。

尾根にはいつ取り付けるのか!?

(続きます)