トレッキング 2017.07.31 (月)
大失敗に終わった、経ヶ岳登山。
無事に帰って来られたのは
天気に恵まれていたこと、
低山であったこと、
怪我がなかったこと、
など、あらゆる幸運に恵まれてのこと。

同じ失敗は二度と繰り返してはなりません。
ここはロストしてからの行動を
じっくり検証する必要があります。

登山歴43年Over、大ベテランの
ロッククライマーAさんを
「デラックス中華定食 
生ビール大ジョッキ付き」で
招聘し(笑)、ご指南賜ることに。

まず、ロストについては、
「あ~あるあるだね。」
ただし、
「リカバリの手段はたくさん持っとくこと。
あなた持ち玉少ないなあー」

・・・はい、ごもっとも。

Garminの軌跡を見たAさんの第一声。

「慌ててるねぇー(笑)」

そ、そうですか?できる限り冷静になろうと
つとめたのですが・・・

以下、問題点。

・引き返しの決断後、現在地が追尾できていたのに
 本来のルートに戻っていない。
 なぜわざわざ、キツイ斜面に戻るのか。
 戻ってなけりゃ、滑ってないよねー。
 あ、こんなの滑落じゃねーから。

・Try1、そう大きく方向をはずしてないのに
 何で戻ったの?

・Try2で沢側に降りてるけど、これは絶対にだめ。
 これがもし1kmなら登り返した?
 沢の崖は、地形図にも載ってないし、
 大体楽に下りられるなら、そこがルートに
 なってるって(笑)。

・Try3で林道に出てルートまたいだ時、
 冷静なら絶対に分かったはず。
 先を急いで、よく見なかったでしょ?

結論として、

「予想外の出来事が起こった時、冷静な行動なんて
とれっこねーんだって(笑)。」

ということのようです。

・地図、それも国土地理院の25,000分の一。
 それだけは何があってもマスト。
 ちゃちなコンパスでもないよりまし。

・低山でも、ヘッデンはマスト。

・GPSは大いに活用すればいいが、機器の選定は
 すること。

・出発前、ルートの線しか見なかったんでしょ?
 ルート外したときのために、
 ルート外の周辺の道も、しっかり把握すること。
 等高線も見て、地形もそこそこ見とくこと。
 この林道だって、国土地理院の地図には
 書いてるじゃーん★
 わかってたら、林道ウロウロしてないよね?

・・・もうごもっとも過ぎて、
真実パンチに、打たれ死に・・・

気になってたことを質問してみました。
Try1の時も、Try3の時も、
下りやすいところを選んでるうちに、
どんどん方向がズレてしまって怖かったのですが
どうすればよかったですか・・・?

「だーかーらー。闇雲に下りはじめるから
そーなるんだって~(呆)」

・方向を定めたら、目標物を決める。
 (あの枝の形の木、とか
  あの岩から左何m、とか)
 →途中で方向が変わっても、必ずその目標物に
  到達するようにする。
これを繰り返す。
・・・ナルホド。当たり前のことでしょうが、
思いつきもしませんでした・・・
ショボーン・・
(´-ω-`)

あと、デジカメの活用についても指摘が。

WESTResuqueogu.jpg

多良山系では、随所にこのような
レスキューポイントの看板があり、
万一の時には「Noxxの付近にいます」って感じ
でSOSを連絡するようです。
(わたしは携帯は別にガラケーを持っていますが
 ほとんど圏外でした。)
万一のためにレスキューポイントを撮影して
行っていました。
デジカメは生きていたので時系列で見直して
レスキューポイントが出てこないか
チェックしていたのですが。

「・・・バカじゃねーの(呆呆)・・・」
「分岐とか目印も、何で撮影しとかないの。」

・・・はっっ。

撮影時は、進行方向と、必ずその逆からもすること。

「スキルがねーんだから、
単独行で、初めての場所に行くんなら
そのくらいやんなきゃ。」

・・・ぐふっ(吐血)・・・
( ´゚Д゚)・;’.、カハッ

打ちのめされたわたしを見て
デラックス中華定食のせいか(笑)
Aさんちょっと優しくなり、

「まあでも、気力が続いたのはよかったよね。」

・・・あら?褒められた?

「あなた、ムダに体力あるしね。」

・・・ん?

「ちゅーとハンパなタイムのランなんて
やめちゃって、クライミングやろうよ。
その体力と、ガタイを生かさなきゃ!」

・・・なんだか、disられてるのか
見込まれているのか、よくわからない
お言葉ですが、ガタイって・・・(笑)

と、とにかくAさん、ありがたいご指南
いたみいります。
ありがとうございました!
勉強させていただきました。

・・・って、ブログのことは知らないから
絶対に見てないけど。
でも、クライミングはやめときます・・・
早死にしそう(笑)。

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トレッキング 2017.05.12 (金)
続きです。

渡渉→ジャングル→渡渉を繰り返しながら
わずかずつ標高を上げて行きます。

20170512203338342.jpg

ここまで、登り自体は、そうキツクない感じ。

ジャングルの中には、見たことがない
植物や動物が、たくさんいました。

キノボリトカゲ。

201705122033362df.jpg

カメラを近づけても逃げません。
ガイドさんいわく、
「自分は木の一部のつもりなんですよ。」
とのこと。
擬態のつもりなんですかね?
考えると、いじらしい感じです。

シダ科の植物、オオタニワタリ。

20170512203330f6a.jpg

201705122037190c5.jpg

他の樹木に「 着生 」する植物です。
「 寄生 」と違うのは、
養分などは自分でまかなう点で
要は、「間借り」してるってことですね。
葉を広げて、雨水や日光を少しでも多く
取り込もうとするらしい。
うーん、亜熱帯の生態系面白い!

尾根近くの、「 ユツン三段の滝 」が
近づいて来て、川の水量が減り
川床が見えるようになってきました。

ポットホールがいっぱい。

20170512203331dc8.jpg

大きいポットホールの中には
エビが泳いでいるではありませんか!
(速すぎて写真撮れずww)
テナガエビですって。
えーー高級食材!!じゅる。食べたい!
(捕獲、難度高しww)

更に登って行く途中、50m位先に
茶色い動物が見えました。
え・・・?わんこ・・・?

リュウキュウイノシシでした。

20170512203716af2.jpg
(イメージ 画像借り物)

本土のイノシシより、だいぶ小ぶり。
沢に水を飲みにきていたようで
「は~★飲んだ飲んだ。」って感じで
トコトコ帰って行くのが、可愛かったです。

「山中で遭遇することは、あるんですか?」
ガイドさんにお聞きすると
「西表島では、イノシシをよく食べる文化が
昔からあります。
小柄なせいもあるだろうけど、
『食われる!』と思うみたいで
向こうが避けてくれます。」
ということ。

なので、結構なレアケースに遭遇したようで
ガイドさんもビックリされて
写真を撮れなかったみたいです。


そして、ユツン三段の滝に到着。
おお・・・マイナスイオンが・・・

20170512222041afc.jpg


でも、コースがキツくなるのはここから。
滝横の岩場を、直登していきます。
うう・・・自分の身体、重い!

滝上からの風景。

2017051220372270a.jpg
高さにビビリンチョ★の私。

このあたりからは、ガイドさんに
ナタで枝をはらってルートを拓いてもらいながら
進みます。
登りは急登。

こんな感じ。雨になりました。
201705122037234a9.jpg


急登は続きますが、生えている植物が変わり、
笹竹(リュウキュウチク)が多く見られます。
足元も粘土質の土に変わりました。
また、この土が、滑る滑る。
ガイドさんすら、コケておられました。(笑)

ヤッター山頂到着!
2017051222202982f.jpg

でも曇っていて、ほぼ何も見えません。
残念。

山頂の三角点とヤマネコちゃん。
2017051222203622c.jpg

お昼は晴れていれば、コッフェルで
ソーキそばを作って下さるそうなんですが、
今日はなし。
ガイドさん(の奥さん?)製の
お弁当をいただきました。
20170512222039d1e.jpg

食べたら早々に下山開始。
予想はしてましたが、
粘土質の土で、下りは滑ること数えきれず。
コントのように、転びまくりました。(笑)

滝上から下るときも、
もう怖くて、上半身に力が入りまくり。
雨が降り続いてるせいもあり、
細心の注意をはらって、黙々と下山しました。

登山口近くになって、やっとホッとしました。
あー無事で良かった~~

・・・と思って、借りていた沢靴を脱いだら。
両足首が・・・ヒル祭りに・・・( ̄□ ̄;)
(画像自粛・・・ってか撮ってない。)

いや、虫よけで簡単に落ちますし、
痛くも痒くもないんですが、ビジュアルが・・・
あと、モノスゴク、血が止まりません。
(ヒルジンという成分のせい。)

肩こり解消に、肩でヒルに血を吸わすって
聞いたことありますが、わかるわー。
やりませんけど。

ランシューは、血染めのランシューに
なってしまいました・・・
(;_;)


ガイドさんに上原港まで送っていただきお別れ。
上原航路は、やっぱり午後も欠航のままでしたので
振替輸送バス(今度は観光バス)で大原港へ。
石垣島へ戻りました。

楽しかった私のアドベンチャーは終わりました。

体力的には、かなり余力を残して終われた感じ。
全行程、約8km。コースタイムは
休憩含めて、4.5hr位だったかな。
ただ、翌日から上半身が、めっちゃ筋肉痛に。
鍛えられてないのね~。

今回、この記事を書くにあたって、
写真を見返したり、画像を検索している時・・・

低い山、広い空。
本当にせいせいと、何もない風景。
まつわりつくような湿った重い空気。
時間の流れが違うような、のんびりした雰囲気。

西表島の風景を思い出して、
そこに、もう一度、自分の身を置いてみたいと
焦がれるように、思いました。

八重山諸島の島にハマって、
リピートで訪問することを
「八重山病」というそうですが、
たった一日いただけなのに、
私も罹患してるかも(笑)。


トレッキング 2017.05.11 (木)
前記事で、スパルタ旅ランの話を書いたら、
記事中に出てきた「離島トレッキング」のことも
書きたくなったので、しばしお付き合い下さい。

旅行先は石垣島。
通達された旅程詳細によると
2日目は自由行動でした。
私は、石垣から高速船で40分程で着く、
西表島でジャングルトレッキングを
したいと思い、調べ始めました。

まず、西表島の山は、単独行が禁じられています。
(入山届を受け付けてもらえない。)
社員旅行中の身の上で、横紙破りの
行動を取るわけには行かないので、

●誰かを誘って複数人にする
●ガイドさんを頼む

の2択となりますが、
誰も一緒に来てくれなさそうだったので
(人望なし・・・(;_;))
ガイドさんをお願いすることにしました。

西表島縦走をしたかったのですが
石垣島からのフェリーの時間の関係で断念。
(一番船に乗っても、出発に間に合わない)
次善案として、西表島最高峰、
古見岳トレッキングを申し込みました。
装備など、何度かのメールのやりとりがあり、
いざ当日。

201705111205314d0.jpg

石垣島からの就航路には
上原港に着く便と大原港に着く便があり、
メールでの打ち合わせでは
「上原港フェリー乗り場」で
待ち合わせということになっていました。
ところが、石垣島フェリーターミナルに着くと
「上原港行き欠航」の表示が!

ええーどうしよう!!

めちゃくちゃ慌ててガイドさんに電話すると、
寝起きのけっこー不機嫌な(笑)声で
出てこられ、

「ああ、それじゃあ大原行きに乗って下さい。
そしたら上原港行きの
振替輸送のバスが出てるので
それに乗って、『パイヌマヤ』で
降ろしてもらって下さい。」

もう、訳がわからないながらも、
必死で「うえはらいきバス」「パイヌ・・?」
と断片的にメモして、
大原港行きのフェリーに乗り込みました。

通勤風のガテン系お兄さん達が
多く乗船されており
生活路線なんだな、という感じでした。
郵便物や荷物なども多く乗せられていました。

2017051112074764e.jpg
(画像借り物)
20170511120748957.jpg


40分程で、無事、西表島 大原港に到着。
※10月~4月、北向きの風が吹く季節は
 上原航路は、非常に良く欠航する。
 週に2、3日出ればいい方だとか。

人の流れにそって歩いていくと、
マイクロバスがちんまり待っていました。
もしかして、あれが振替輸送バス?
車内で座ってるはいいけど、
合ってるのかな?
いいなー
この「どうなるかわからない」ハラハラ感。
海外に来てるみたいだわ。
とはいえ、ここは日本国内。
ガテンお兄さん達の現場に着いちゃうと困るので(笑)、
運転手さんに確認したところ、
合ってました。

「パイヌ・・・というところで降りて下さいと
言われたんですが。」と伝えると、頷かれました。
停留所があるのか、自分で申告するのか、
詳細が全くわからないハラハラ感は続いたまま、
バスは出発。

ものすごく、せいせいと何もない国道を
バスはひた走り、やがて止まりました。
運転手さんが、私を見て「パイヌマヤ」と
おっしゃったので降りましたが、
そこは思いっきり道端。

20170511121131324.jpg

20170511132149d52.jpg
パイヌマヤは、リゾートホテルでした。

本当にここで合ってるのか、さっぱり分かりませんが
もうどうにでもなーれ★
写真など撮って、ガイドさんを待ちました。

15分程たって、ガイドさんが車で到着~。
よかったーー(ToT)
ご挨拶、料金支払いをして、
シューズの履き替え。
渡渉を繰り返すので、普通の靴では
「立ってることもできない」そうで、
沢靴をお借りしました。

20170511121217221.jpg
(画像借り物)


ではいよいよ出発。
道路下の、イリオモテヤマネコ通路
を見せていただいて、
自分では絶対わからないような場所の
登山道入口へ。

古見岳は、標高469.5m。
標高は低いのですが、尾根に取り付くまでが
長く、渡渉を繰り返していかなければなりません。

登山道の入口で。
どことなく意気込みがユルい(笑)。
20170511124522434.jpg

歩きはじめると、もうジャングルです。
日本国内だけど、ここは亜熱帯なんだな、
という感じ。
植物が本土のそれとは全く違います。

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曇ってるせいで暑さは全く感じません。

ジャングル道を登っていって、
急に景色が開けた、と思ったら
沢というか、川です。

え、まさかここを渡るの?

「渡ります。ゆっくりでいいです。」

・・・って、ゆっくりしか無理です・・・
このガイドさん、
けっこースパルタガイドさんで(笑)、
無言の圧力で「やれよ」ってのが伝わってきます。
あ、とてもいい方でしたよ?
変に気を使われるより、そっちのがやりやすいので
私には良かったです。

で、川は前日の雨で、水量絶賛増量中~~
ほぼ、人生初渡渉の私。
見よ!このへっぴり腰を!(笑)

20170511124812053.jpg


何度かズルズル滑りながらも、
どうにか渡りました。
・・・これを繰り返すのか。
ちょっと先が思いやられます。

尾根にはいつ取り付けるのか!?

(続きます)